就職は出会い
その出会いが導いた、私の成長
- 2024年入社
- 九州産業大学 生命科学部 生命科学科 卒業
入社を決めた
理由
就職活動のとき、私はまだ「これがやりたい」と明確に決まっていませんでした。だからこそ、さまざまな業界のインターンや説明会に参加し、自分の目で確かめながら進路を模索していましたが、その時にただひとつ譲れなかったのが、「生まれ育った福岡に貢献できる仕事がしたい」という想いです。
麻生セメントは、その気持ちに最も寄り添ってくれた企業でした。県内に2つの工場を構え、長く地域に根ざして事業を続けている安定感に加え、環境対応という業界の大きな課題に対し、産業廃棄物の原燃料としての利用や粉じんの少ない製品づくりなど、社会の変化に合わせて挑戦を続ける姿勢に強く惹かれました。
地域に必要とされながら、未来に向けて柔軟に動き続けるという確かな存在感に魅力を感じ、麻生セメントへの入社を決めました。
入社前はセメントの専門知識がなく、不安もありましたが、丁寧な指導と反復練習を通して確実に技術を身につけられる環境が整っており、できることが増えると任される業務も徐々に広がっていきました。
また、若手でも会議で意見を伝えられるなど、前へ進む機会がしっかり与えられる環境です。
私にとって麻生セメントは、地域に寄り添いながら新しい可能性に挑み続ける、前向きなエネルギーに満ちた場所だと感じています。
現在の仕事とやりがい
“データ”と向き合う毎日
現在、私は品質管理課で、入荷原料や仕上工程のセメント製品の成分検査を担当しています。
原料は試料採取から始まり、乾燥・粉砕の前処理を行った後、分析装置で化学成分を分析し、品質チェックを行います。検査を行う原料の種類はその日によって変わり、3種類のときもあれば7種類に及ぶ日もあります。
地道な作業ですが、製品品質を支えるために欠かせない工程です。
仕上げ工程でセメント製造を行っている間は、定期的に試料を採取し、X線分析装置を使った品質チェックや、比表面積の測定を行います。比表面積は“セメントの細かさ”を示す指標で、この数値が大きいとセメントの強度発現が早くなります。測定結果に基づき運転条件の調整を行っています。わずかな数値のズレが性質に影響するため、日々の分析を通して“数字を読む力”が鍛えられている実感があります。
そのほか、製品の色調検査、防塵固化材の発塵量試験、篩(ふるい)試験など、担当業務は多岐にわたり、どの作業もセメントの安定した品質を裏側で支える大切な役割を担っています。
現場に立つからこそ分かること
品質管理というと、屋内で淡々と分析をしているイメージを持たれがちですが、実際は現場でサンプリングを行うことも多くあります。夏場は暑さとの戦いで、力のいる作業もあり大変な場面もありますが、それを無事にやり遂げたときの達成感は大きく、先輩方にサポートしてもらいながら、安心して取り組めています。
また、原料ミル(原料を粉砕する設備)が止まる故障が発生した際には復旧後の原料の品質状態を細かく確認し、変化を見逃さないよう慎重に判断し調整することが求められます。根気も必要ですが、その分、仕事への理解が深まり、任される業務が少しずつ広がっていくのを実感できるのが嬉しいところです。
責任があるから味わえる手応え
仕上げ工程での分析時は、石膏の配合状況、仕上げミルの運転状態などを常に見ながら、品質を保てるよう調整します。状況に応じてどれだけ調整すれば良いかを判断しなければならず、もし誤れば、不適合品につながります。安定した品質の製品を出荷するための大切な工程です。責任を感じますが、その分だけ手応えも大きく、狙いどおりの調整ができたときは「うまくいった」と実感できる作業です。こうした一つひとつの経験が、自信になっていきます。
麻生セメントと仲間たち
落ち着いた空気が心地いい
私が働いている田川工場の品質管理課には10人の仲間がいて、皆さん全体的に落ち着いた雰囲気の方です。細かな部分を丁寧に観察し、状況を冷静に判断する姿勢が求められる部署だからこそ、自然とそうしたタイプの人たちが集まっているのかもしれません。
日々の業務にはルーティンワークも多く、コツコツと積み重ねていく姿勢が欠かせませんが、そんな誠実さを大切にしながら、互いに支え合って進んでいける仲間たちがいることが、品質管理課の大きな魅力です。
支え合いながら進むチーム
品質管理課の業務は、セメント製品そのものの“品質”に直結する責任の大きな仕事です。想定外のトラブルが発生したときには、落ち着いた判断と、正確で素早い報告と対応が欠かせませんが、上司や先輩方が声をかけてくれたり、具体的な指示やアドバイスをもらえるなど、安心して動ける環境が整っています。
そんな皆さんと一緒に飲み会を開くこともあり、仕事中とはまた違った表情に触れると、自然と距離が縮まるような気がします。
若手ものびのび活躍できる場所
若手社員でもしっかり活躍できる風通しのよさも、麻生セメントの魅力です。若手同士で集まってバーベキューをして交流を深めたり、帰省のタイミングで地元が同じ先輩と食事に行ったりと、世代を超えて気軽に関わり合える関係性があります。
仕事だけでなく、こうした時間を共有できるからこそ、仲間とのつながりがより強くなるのだと感じています。
今後どのようなキャリアを
築いていきたいですか?
これから挑戦したいのが、コンクリート技士の資格です。セメントやコンクリートの専門知識が深められる資格で、周りにも取得している方が多く、私自身もいつか必ず取得したいと思っています。ただ、受験には2〜3年の実務経験が必要なため、今は日々の業務を通じて経験を積みながら、少しずつ勉強を進めているところです。
3年目以降は、オンラインで成分値を見ながら配合計算を行う工程管理の業務にも携わる予定で、その準備として、必要な知識を身につけることにも取り組んでいます。
入社したばかりの頃は覚えることの多さに必死でしたが、知識が増えるほど「もっとできるようになりたい」という気持ちが強くなりました。資格を取得し、経験も重ねながら、さらに成長していきたいと思っています。
ある1日のスケジュール
ある休日のわたし
休日は好きなバンドのライブや、服やコスメを買いに出ることが多いです。
しかし、根はインドア派。家でテレビや動画をゆっくり楽しむ時間も大切にしています。
猫が大好きで、「mofusand」のキャラクターにはまっていて、気づけば家の中はグッズでいっぱい。
そんな趣味に囲まれながら過ごす時間は、私の大切な癒やしになっています。
2枚目の写真は、年末に帰省したタイミングで地元が同じ先輩と食事に行った時のものです。お互い猫が好きで音楽の好みも近いので、仕事の話だけでなく趣味の話もよくします。部署は違いますが入社当初からお世話になっています。チャレンジ精神旺盛で打たれ強く、冷静に仕事をこなす先輩の姿は、私の憧れです。