ひとつの試験に想いを結集
チームでつくり上げる信頼の品質
- 2018年入社
- 九州工業大学 工学部 建設社会工学科 卒業
入社を決めた
理由
麻生セメントは、話しやすい会社です。部署を越えて関わる場面が多く、ちょっとした疑問や悩みも気軽に相談することができます。上長も気さくで、壁を感じさせないタイプ。
実は、人と話すことがあまり得意ではないのですが、麻生セメントには自然と会話ができてしまう安心感があるなと感じています。
入社を決めた理由のひとつが、“ここなら自分が大きく成長できる”と感じたこと。前職でもコンクリート関連の業務に従事していましたが、「新しい領域に挑戦したい」という思いが強くなっていきました。
そんなとき、麻生セメントのメンバーに出会う機会があり、圧倒的な知識量、対外的なつながり、仕事への向き合い方に触れ、一緒に働いて自分自身を成長させたいと思い、入社を決意しました。
実際に働いてみて感じることは、「学ぶ機会と考える機会の多さが、自分の視点を大きく広げてくれている」ということです。お客様から寄せられる課題には、難易度の高いものも少なくありませんが、試行錯誤を重ねて解決策を導くプロセスそのものが、自分の成長につながっていると感じます。
現在の仕事とやりがい
“未来のコンクリート”に変えていくために
セメント・コンクリート技術センター(CCTC)は現在7名体制で、コンクリートチーム・固化材チームで日々の試験を行っています。
私のいるコンクリートチームでは、主に当社製品の品質評価や新製品の開発を業務としています。
私たちの役割は、実際にコンクリートを作ってみて、強度や流動性といった品質がきちんと満たされているかを確認すること。工場で「製品の品質」を管理するのに対し、私たちはお客様目線で「使う段階での実力」を確かめるようなイメージです。
また、技術サポートグループのメンバーから寄せられるお客様の要望や課題に対して、解決のための支援も担っています。
いま、力を入れているのが、カーボンニュートラルに対応した新しい材料の開発です。セメント業界は環境負荷との向き合いが避けられない領域であり、自分たちの取り組みが世の中につながることを実感しながら、取り組んでいます。
“想定”と“感覚”がものを言う
試験を行う際、「想定」がとても重要です。試験結果は数値で出ますが、一方で数値だけで判断できない部分も多くあります。だからこそ、「こういう結果が出るだろう」「こうするといい結果につながるだろう」という想定と、視覚、触覚といった感覚も頼りになる仕事です。経験を積むほど自身の想定や感覚と結果が結びついていくところが、この仕事の面白さだと言えるかもしれません。
コンクリート試験では試験器具を含めると20kgを超えることもしばしば。体力的に大変だなと感じることもあります。しかし、チームの仲間と助け合える環境が整っていますし、お客様からお喜びの声をいただいた時には、自分の携わった仕事が確かに届いたのだと実感できる素敵な仕事です。
麻生セメントと仲間たち
“こだわり”こそ信頼の証
センターには、個性豊かなメンバーが揃っています。上下関係の堅苦しさはなく、センター長を中心に和やかな空気が流れています。
メンバーは良い意味で“こだわりの強い人”が多く、これが職場の魅力だと言えるかもしれません。技術を扱う仕事ですから、細部まで目を配る姿勢が欠かせません。つまり、そのこだわりこそが現場の品質を支え、チーム全体の信頼にもつながっていると感じています。
仕事を離れると、ゴルフに誘ってもらうこともあります。こちらに異動してきてから、センター長や若手のメンバーに誘われて、最近は一緒にラウンドを回ることも増えました。こうした距離感も、仕事に良い影響を与えているように思います。
仕事を進めるうえで大切な“共有”の姿勢
試験や開発において、何よりも大事にしていることは“情報共有”です。同じ試験をしているにも関わらず、その目的や意識がズレていれば意味がありません。特に新しい試験をする際には、「なぜその試験をやるのか」「何を目指しているのか」を、最初にしっかりと共有します。
“理由を考えること”を大切にしてほしいので、“結果を出せば終わり”なのではなく、自分なりに「なぜこうなるのか」を考えながら取り組んでもらえる環境づくりを意識しています。製品開発では方向性を合わせていくことが必須ですから、そのためにもコミュニケーションを大切にしていますね。
今後どのようなキャリアを
築いていきたいですか?
これから挑戦したいのは、新製品の開発です。特に、低炭素型の製品づくりは私自身のミッションだと感じています。
新製品をつくることは、簡単なことではありません。お客様から求められる品質を確保し、また将来的に問題が生じないかどうかも、きちんと確認をしながら進めていく必要があります。それには年単位の時間がかかってくるわけですが、一方で業界としてのスピード感も求められており、そのバランスをどう取っていくかが大きな課題だと言えます。
それでも、自分が関わった材料が未来のコンクリートになるという責任と楽しさが、挑戦する力になっています。本格的な開発業務の経験は初めてですが、今後、一歩一歩進んでいきたいと思っています。
ある1日のスケジュール