麻生セメント会社情報代表挨拶

代表挨拶

変わらない使命で、
変わり続ける時代を支える
― 九州から、
日本の安心を前へ進めるために

代表取締役社長 林田 亮輔

循環型社会の「要」として、
インフラの未来を創る
社会の基盤を支える産業として、セメント業界は今、かつてない大きな責任と向き合っています。セメント製造工程におけるエネルギー由来のCO₂排出に加え、主原料である石灰石の脱炭酸に伴うプロセス由来の排出など、CO₂排出量の観点においては環境負荷の高い産業であるという事実は否定できません。私たちはこの現実を真摯に受け止め、真正面から向き合っています。

しかし、麻生セメントには、もう一つの「真価」があります。それは、1,450℃という超高温での処理能力を活かし、社会から「不要」とされた廃棄物・副産物を燃料や原料として受け入れ、再び社会を支える基礎資材へと昇華させる役割です。

「二次廃棄物を出さずに、最後まで使い切る」

この取り組みは、持続可能な循環型社会(サーキュラーエコノミー)の実現に欠かせない「静脈」の機能です。インフラを支える「動脈」と、環境課題を解決する「静脈」。私たちは、その両輪を担う社会に不可欠な「循環の要」であることを、確かな行動で示してまいります。
「現状打破(Challenge the status quo)」
こそ、存続の基盤
私が経営において大切にしているのは、「現状打破(Challenge the status quo)」の精神です。 これまで正しいとされてきたやり方が、今の時代にも最適であるとは限りません。将来的なCCS・CCUS技術※1の導入によるカーボンニュートラルへの挑戦はもちろん、あらゆるビジネスプロセスを柔軟に進化させ続けること。常に「今」を問い直し、変化を恐れずに自己変革を繰り返す姿勢こそが、会社を動かす原動力であり、存続のための基盤であると考えています。

この「攻め」の変革を支えるのは、現場の安全と工場の安定操業という「守り」の徹底です。足元を固めてこそ、大胆な挑戦が可能になります。故障を減らし、効率を極限まで高めることで、リサイクル原燃料の活用を最適化する。その実現に向けて、田川・苅田両工場の設備更新を戦略的に進め、「未来のあたりまえ」を築くための投資を惜しみません。

※1 排出されるCO₂を回収し、貯留したり、資源として再利用したりする技術

「信頼」という無形の財産を、
有形の価値へ
こうした変革は、仕組みだけで成し遂げられるものではありません。支えているのは常に「人」の存在です。 お客様や協力会社、そして地域社会との間に築いてきた「無形の信頼」を礎に、現場に立つ一人ひとりの声と挑戦を起点として、品質やサービスという「有形の価値」を磨き続けてまいります。

それは社内に対しても同様です。社員が安心して力を発揮でき、そのご家族にも喜んでいただける環境を整えること。「社員と家族を守る」ことを経営の根幹に据え、安全や健康への取り組みを徹底することで、次の世代へ誇れるインフラを繋いでまいります。
九州から、日本の安心をカタチに
予測困難なVUCA※2の時代にあっても、社会インフラの重要性が揺らぐことはありません。麻生グループの祖業の一つとして、「社会システム変革への貢献」というミッションを、セメントビジネスを通じて明快に体現し続けます。

「あなたの街の安心をカタチに Move Japan forward from 九州!」

すべての機能を福岡に集約する企業として、私たちはこれからも九州の地に深く根を張り、この場所から日本の未来を、そして社会の持続性を支え続けていくことをお約束いたします。

※2 Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字で、物事の不確実性が高く、将来の予測が困難な状況

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